恋人タイム byノイジー
静まり返る部屋の中
ラグに三角座りのあたしたちは床の上で指を絡める
あなたがじっとあたしを見つめて
綺麗な二重まぶたが閉じられたあとの数秒
柔らかい唇があたしのに触れた
少し離れて見たアーモンドのような瞳はいつも通り優しい
しあわせ すごくしあわせなの
ゆるむ頬とは裏腹に零れたため息
「お疲れだね」あなたのあったかい言葉に包まれて
見た目より広い胸に顔うずめて目閉じる
慣れたハズの心地いい抱きしめ方があたしの涙腺を刺激する
涙溢れた こっそりと 唇噛み締めて
ごめんね バレないように我慢するのは昔からの癖なの
笑ったあなたの手が背中へ伸びる ああ気づかれちゃった
でも何も言ってこない そんなところ
あたしのことよくわかってくれてるなんて 愛おしくなるの
鼻をすすって笑ったら 胸の中ですぅっと心があったかくなった
涙目のまま顔を上げると待ってましたとばかり
目が合ったあなたがふにゃりと笑いかけてくれた
ねぇ そんなに見つめないで
そんなに優しく見つめられるからだよ?
あなたのせいでもあるんだからね
全部あなたのせいなんだからね
だから なんとなく 今日はあたしから
ねぇ よくばりなあなたのせいで
涙味のキスがみるみる甘いキスに変わってく
しおれてた心まで甘くてとろけそうになるの
足りないだなんて 言わせてくれないくらい 満たしてくれるから
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今回も少し長めの詩。
女の子が求める理想の彼氏像を描けるといいんですけどなかなかね……(^^;)
ノイジーに改名して初投稿?かな。
またたくさんの詩を投稿しようと思ってます。
ただ、詩ばかり投稿しているので近況報告も投稿できたらと思います笑
最後まで読んでいただき、見ていただきありがとうございましたm(_ _)m
それではまた。
noisy.